AFC旭日旗騒動が『FIFAにまで悪影響が及ぶ』最悪の事態に発展中。鄭夢奎が国際的に勢力を拡大
大韓サッカー協会の鄭夢奎(チョン・モンギュ)会長が、国際サッカー連盟(FIFA)理事に選出された。
鄭氏は8日、バーレーンで開かれたアジアサッカー連盟(AFC)総会で2年任期のFIFA理事に選出された。
AFCの男性委員は3席が割り当てられているが、候補者が3人だったため無投票で当選が決まった。
鄭氏は2015年のFIFA理事選で日本サッカー協会の田嶋幸三会長、マレーシアサッカー協会のアブドラ会長に敗れ落選しており、再挑戦での当選となった。
鄭氏が理事に選出されたことでFIFAの主な政策決定に加わることができるようにより、世界のサッカー界における韓国の立場がさらに高まることになった。
鄭氏は「再挑戦の末に当選して非常にうれしい。応援してくださったすべての方に感謝申し上げる」とし、「国際舞台で韓国サッカーの影響力と外交力を高めることに最善を尽くす。合わせてアジアのサッカーの発展の可能性が現実につながるようにFIFAで率先して声を出す」と話した。
鄭氏のほかに中国サッカー協会の張剣副会長、フィリピンサッカー協会のバラネタ会長が理事に選ばれた。
FIFA理事はこれまでの25人から37人に増えたことにより、アジアの理事数も4人から7人に増えた。
女性理事1人枠をめぐっては北朝鮮サッカー協会のハン・ウンギョン副会長が立候補し、南北同時選出が期待されたが、ハン氏が直前に辞退したことで実現しなかった。
聯合ニュース
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