反捕鯨団体SSが『最低最悪の味方を手に入れて』盛大な自滅フラグが成立。色々な意味で突っ込み所満載
シー・シェパード韓国支部設立 日本の捕鯨批判も謎多く、活動実態は不明
反捕鯨団体シー・シェパード(SS)の韓国支部がフェイスブック(FB)の公式サイトで日本の漁業やイルカ漁を批判する活動を続けている。サイトは2014年春に開設したとみられるが、連絡先がSS本部や「SSアジア」になっていたり、英語での発信が多いなど、韓国での活動実態や構成メンバーは不明。日本の捕鯨や漁業を標的にしているSSは近年、本拠にしていた欧米やオセアニア地域以外にも活動範囲を広げており、韓国での支部開設もSSの世界戦略の一環とみられる。
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公式サイトのトップページには、クジラが海洋で泳ぐ写真とともに、「SEA SHEPHERD KOREA」と記されたロゴが掲載されている。SS関連の情報を韓国の国民に知らせるために団体の活動をPRしているほか、捕鯨問題を取り上げるメディアの記事や他の団体の告発リポートを盛んに転載している。
サイトには、日本関連の情報が多く、SSが標的にしている和歌山県太地町のイルカ漁については、現場に派遣されたSS活動家の批判リポートをハングル語に翻訳して掲載。2月には「和歌山県太地町で捕獲された」とするイルカが韓国の水族館に輸送される様子を生中継する動画をアップして、この輸送を阻止するための署名運動を呼びかけた。
さらに、5月には日本国内の魚市場で撮影したとみられる写真を掲載して、太平洋のクロマグロ漁を行う日本の漁業を批判する他団体のリポートを更新した。
FB上には、こうした情報以外にも、韓国の捕鯨の実態を告発するエントリや他の反捕鯨団体の活動を取り上げ、連帯を示すようなケースもある。しかし、SS韓国支部の活動家が実際に現場におもむき、抗議活動を行ったりする場面はみられず、韓国以外のSSメンバーが遠隔でフェイスブックの情報を更新している可能性もある。
韓国支部の構成メンバーの素顔がまったく見えないのが実情だ。
1977年に、カナダ生まれのポール・ワトソン容疑者(66)=国際手配=が創設したシー・シェパードは2003年に和歌山県太地町への抗議行動を始めてから急成長。南極海の調査捕鯨船団への体当たりや太地町の漁師らへ悪質な嫌がらせ行為を続ける一方で、「フェイクニュース」を織り交ぜる巧みな広報戦略で支持者を拡大させた。
豊富な資金力をもとに、世界各国で支部が開設されており、アジア地域では香港が主な活動拠点。拠点となっている米国や欧州、オーストラリア以外でも、南アフリカやブラジル、チリなどに支部を開設し、活動家が現地で反捕鯨運動を行っている。
FBやツイッターなどでは随時、情報が更新されており、SS本部のFB公式サイトには106万人、ワトソン容疑者の同サイトにはすでに75万人の「いいね!」ユーザーがおり、団体をPRする大きな役割を果たしている。
ワトソン容疑者は昨夏、米国へと逃亡先を移した。
http://www.sankei.com/west/news/170504/wst1705040036-n1.html
■参考
“隠れ捕鯨大国”韓国の仰天実態 「混獲」で日本の4倍超…SSなぜ矛先向けない?
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20150706/frn1507061140001-n1.htm