韓国大統領候補の要請を『米国側が軒並み拒絶する』当然の事態が発生。米国を利用しようとした模様
http://s.japanese.joins.com/article/238/228238.html?servcode=A00§code=A20
16日から2泊3日の日程で訪韓したペンス米副大統領が、次期大統領として有力視される共に民主党の文在寅(ムン・ジェイン)候補と国民の党の安哲秀(アン・チョルス)候補の面談要請を断ったと、米ワシントンポスト(WP)が17日(現地時間)報じた。
同紙のコラムニストのロギン氏はこの日、ホワイトハウスの外交政策顧問の言葉を引用し、「ペンス副大統領が特定候補を支持するように映ることを懸念し、両候補の面談要請を断った」とし「ペンス副大統領は誰が次期大統領になろうと協力することができるという見解も明らかにした」と伝えた。
続いて「朴槿恵(パク・クネ)前大統領の次の有力大統領候補は、左派性向の文在寅(ムン・ジェイン)候補と、より中道性向の安哲秀(アン・チョルス)候補」と分析し、「韓国の次期政権が米国の対北朝鮮政策に反対する場合、どのように対処するかを速かに決めなければ、トランプ政権の対北朝鮮政策は始まる前に終わる可能性がある」と主張した。
高高度防衛ミサイル(THAAD)配備に関しても「韓国政権の決定によっては数週または数カ月遅れることもある」とし「実際、THAAD配備決定は韓国の次期大統領がするのが正しい」と明らかにした。
文候補については「トランプ大統領の対北朝鮮制裁とは合わない開城(ケソン)工業団地再開方針を明らかにしている。これは北朝鮮政権に資金を流通させることであり(米国と国際社会の)対北朝鮮制裁の弱化を招く」という評価も付け加えた。「制裁よりは対話を強調し、米国よりは中国の戦略と合う」ということだ。安候補については「THAAD配備を支持するが、中国が対北朝鮮問題で協力する場合、これを交渉することもできるという立場を明らかにした」と表現した。
これに対し文候補側はこの日、公式立場を出し、「ワシントンポストの報道内容のうち、文候補がペンス米副大統領に面談を要請したという内容は事実でない」と明らかにした。
安候補側の孫今柱(ソン・クムジュ)報道官も「我々の陣営がペンス副大統領との面談を要請したことはない」と否認した。