漫画家ちばてつやが『晩節を全力で穢しまくる』絶望的な光景が出現。表現の自由の意味を理解していない
日本ペンクラブ テロ等準備罪の新設法案に反対の集会
共謀罪の構成要件を改めて「テロ等準備罪」を新設する法案をめぐり、作家や詩人などでつくる日本ペンクラブが7日夜、集会を開き、会長で作家の浅田次郎さんが「看過できない大問題で、反対の輪を広げたい」と訴えました。
「テロ等準備罪」は、かつて廃案になった「共謀罪」の構成要件を改め「組織的犯罪集団」が重大な犯罪を計画して準備行為をした場合などに処罰するもので、政府はテロなどの組織犯罪を未然に防ぐために必要だとして法案を提出し、6日、審議入りしました。
日本ペンクラブは表現の自由が侵害されるおそれがあるとして、7日夜、東京・文京区で集会を開き、会長の浅田次郎さんが、「われわれにとって看過できない大問題だ。大きな反対の輪を広げたい」と呼びかけました。
参加した作家などからは、捜査当局が犯罪の計画を把握するために社会への監視を強めるおそれがあり、表現行為が萎縮するという懸念の声が相次ぎました。
「あしたのジョー」などの作品で知られる漫画家のちばてつやさんは「国を守る勇気のある男の子しか漫画に描けなくなることを憂えている」と訴えました。
東京の出版社に勤める男性は「本を作る時にそんたくしてしまうことを1番心配しています。法案を通すという結論ありきで進めるのはおかしい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170408/k10010941121000.html