豊中・木村市議が『森友問題で電波発言を垂れ流し』正体を自白した模様。色々な意味で痛々しい
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170326-00010007-abema-pol
前略
森友学園問題を初期から指摘していた木村真豊中市議会議員は「具体的に調べ始めたのは去年の5月からだ。当時、建物は全然立ち上がっていなかった。基礎工事をしていて、児童募集のポスターが貼ってあった。そこに靖国神社の鳥居と教育勅語があしらってあった。そこで私は極端な右翼的な教育をする学校だと感じた。正直に言うと、自分の街にそういう学校ができるのが嫌だなと感じた」と調査を始めたきっかけについて説明。
さらに木村氏は「そしてその時点で安倍昭恵さんが名誉校長であると。そして理事長の籠池氏が日本会議という安倍政権に強い影響を与えていると言われる団体の関係者であるということが分かっていた。そのためひょっとして土地の取得について、何か胡散臭いことをやっている可能性があるのではないかということで調べ始めた」とコメント。
木村氏は「最初は土地の登記を取った。土地の所有者が“運輸省”とあった。その時点でおかしいなと思い、近畿財務局に問い合わせをしたところ、定期借地権付きで貸している、ということだった」と調査結果についてコメント。
さらに「豊中市は公園として使いたいという希望を持っていて、そのことを国も知っていたが、豊中市に対して無償貸与はできませんと。使いたいなら買ってくださいとかなり強硬に言ってきた。『買うのか買わないのかはっきりしろと。買わないなら売却すると』かなり強い言い方をした」「豊中市の当時の財政状況として、(土地を)両方買うのは難しいということで、東側だけ買った」と解説。
「豊中市には強硬に買えと言っているのに、森友学園にはなぜ貸しているのかというのが、第一の疑問だった」という。そして、近畿財務局に資料を請求したが、黒塗りだらけで、その時点で完全におかしい、何か隠していると思ったという。
現在のような事態になったことについて木村氏は「正直に言えばびっくりしている。ここまで大きくなるとは思っていなかった」「海外メディアが報道しているように、私は“カルト右翼学園”と呼んでいる。私が考えるこの問題の本質は、このカルト右翼学園に対する異常な便宜供与が行われたこと」と話す。
さらに「忖度という言葉が出ている。現時点では具体的な政治的圧力ははっきりしていないので、忖度という言葉を使っている。しかしまだ明らかになっていないだけで、具体的な政治的圧力があったのかもしれない」「疑惑を解明していく中で、もっと具体的な、直接的な圧力、働きかけが出てくるかもしれない。その可能性は今の時点では否定できない」と今後の展開について解説した。
木村氏は「今から思えば」と前置きし「豊中市の職員とは日常的に接しているが、国家公務員、財務省と言えばスーパーエリートというイメージがある。近畿財務局に情報公開請求で行った時に、やたらと慎重なしゃべり方するなと感じた」「こちらが何か聞いても、1、2秒間があってから話す。スーパーエリートともなると、いちいち言葉を選んで慎重だなと思った」と話す。
さらに「100万円の寄付に違法性はないと思う。しかし極端な右翼的な、いびつな軍国主義、愛国主義をするような学校に対して、籠池氏の説明が仮に事実なら一大スキャンダルだと思う。それは違法性があるとかないではない。だからこそ証人喚問には意味がある。刑法に触れるか触れないかということだけであれば司法に委ねれば良いが、政治が解明すべき問題は違法か適法かだけではない」とコメント。
足立氏は「この問題はもう良いと言っているわけではない。やはり問題はいくつかある。ただ木村市議がカルト右翼学園とおっしゃった。確かにちょっとどうかなと思いますが、イデオロギーの話を混ぜて議論して、さらに海外の報道を混ぜて議論すると議論がぼやける」「権限があるのは近畿財務局と大阪府。その2つが、官邸あるいは総理夫妻に忖度したということは松井知事も認めているし、私たちもそう思っている」とコメント。
さらに足立氏は「松井知事には大阪府知事の顔と日本維新の会の代表としての顔がある。知事として、これは大阪府の問題というよりは財務省の問題だと言っている」「松井知事も証人喚問して欲しいと言っている」とコメントしている。
木村氏は「籠池氏は買う側だから、安くて買えるに越したことはない」「そういうのは突っぱねれば良い。常識では考えられないような金額で契約をした」「あるかないかも分からないゴミを口実に値引きをした」とコメント。
籠池氏の証人喚問で幕引きとはならなかったこの問題。まだまだ続きそうだ。(AbemaTV/みのもんたのよるバズ!より)