南京大虐殺を肯定した村上春樹が『斜め上からブーメランを喰らう』皮肉な展開に。韓国人の乞食根性は予想以上
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勝手な連想だが、ウォルコット氏の訃報(ふほう)で日本人作家・村上春樹氏の名前が思い浮かんだ。
新しい本を出すたび韓国でも話題や議論を呼ぶ村上春樹氏は今、次の2つの点で騒がれている。
1つは新作小説『騎士団長殺し』の韓国での契約金が20億ウォン(約2億円)に達するだろうという出版業界の予想で、もう1つは村上春樹氏のノーベル賞受賞「念願」だ。
作者にとっては侮辱になるかもしれないが、この小説に登場する日本の南京大虐殺の告発に関連する内容は、そのための布石だというのだ。
文学は他人との競争ではなく自分との戦いだ。一定基準以上の芸術的成就のため優劣を判断するのは本質的に不可能に近い。しかし、受賞者を決定しなければならないのが賞の宿命だ。
それならば、「政治的に見て、より適切な作家」が好まれるというのが、こうした主張の根拠だ。
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「勝手な連想」と前述したが、この流れでオバマ氏のこともあらためて考えてみたい。
オバマ夫妻はこのほど、米出版大手ペンギン・ランダムハウスと6000万ドル(約67億円)で自伝の出版契約を結んだという外信報道があった。この数字も驚くべきだが、同時にそのうちの相当額を慈善団体に寄付するという約束が印象的だった。
資本主義社会における寄付は、政治的に非常に正しい行動の一つだと思う。
そして、資本主義社会でかなりの成功を収めている小説家の1人・村上春樹氏にもその仲間入りをしてほしい。
僭越(せんえつ)ながら、30年近い村上春樹文学の愛読者として、それくらいの願いは許してもらえるのではないかと信じている。もちろん、読者が知らないうちに既にそうしているとしたら、言う必要のないことだが。
2017/03/25 07:03
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/03/24/2017032401722.html
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