青山学院の教授が『日本世論は愚かな偏見に満ちている』と激しく苛立ち。県民の理解を得る必要などない
【時代の正体取材班=石橋 学】朝鮮学校のありのままの姿に触れ、民族教育の大切さを知ろうと川崎市高津区の南武朝鮮初級学校で18日、授業見学などを通じて交流する催しが開かれた。多文化共生の豊かさを体現する子どもたちの姿に参加者からは県による学費補助金交付の留保・停止の決定を批判する声も聞かれた。
朝鮮学校は植民地支配で奪われた言葉と文化を取り戻そうと終戦直後に開かれたのが始まり。昨年70周年を迎えた同校には幼稚園部に12人、小学校に当たる初級部に29人の在日コリアンの子どもたちが通う。
この日は国語(朝鮮語)や日本語、英語の授業などがあり、6年生の朝鮮史では植民地時代に朝鮮の文字「ハングル」を守ろうと奔走した言語学者周(チュ)時経(シギョン)を学んだ。担任の成(ソン)明美(ミョンミ)先生は「私たちのルーツは朝鮮の歴史の中にある。自分たちがなぜ日本に生まれ、生きていくのか。アイデンティティーを育むために大事な授業」と話した。
民族楽器の演奏や舞踊も披露され、朝鮮のシーソー「ノルティギ」や朝鮮将棋の遊びを教わりながら子どもたちと交流。主催した「かながわの朝鮮学校交流ツアー2017実行委員会」共同代表の関田寛雄・青山学院大名誉教授は「朝鮮学校を『反日教育』とみなすのは愚かな予断と偏見」と話す。
県は子どもたちへの学費補助は歴史教科書が改訂されない限り「県民の理解が得られない」としている。これに対し、参加した県立茅ケ崎高校定時制教員の藤原晃さんは「補助金は贈与ではなく等しく学ぶための権利。教育内容への介入が許されないだけでなく、奪われた人権の回復のためにも朝鮮学校の民族教育は保障されなければならない」と県の判断を批判した。
ソース:神奈川新聞 2017年02月20日 05時00分
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12152-232474/
「民族教育の保障を」南武朝鮮初級学校で授業見学の画像
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