安倍首相と電話会談した潘基文が『致命的な大失言を犯して』集中砲火を喰らった模様。何をしても叩かれる立場に転落
2017年1月25日、韓国・ニューシスによると、15年末の日韓慰安婦合意をめぐる問題に関し、韓国の潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長が「昨年12月末に安倍晋三首相と電話し、正しい歴史認識を土台にして未来志向的に進まなければならないと伝えた」と明らかにした。
潘氏は同日午後、ソウル市内で行われた討論会で上記のように述べ、「安倍首相には国連事務総長、韓国市民として話すと伝えた」と明らかにした。潘氏は「国連事務総長として慰安婦合意の協議過程や内容は知らない」とした上で、「ただ、韓国が謝罪を受け、日本が10億円を補償することになっていたので、20年も続いた問題が合意に達したことは歓迎する、朴槿恵(パク・クネ)大統領はよくやった、歴史の評価を受けるに値すると評価した」と説明した。
また、「国連事務総長は各過程で評価をする」とし、「韓国政府が不可逆的、最終的ということに合意したのだから、当時の交渉に当たった人の責任や役割がある」と述べた。しかし、潘氏は「合意が完全なものとは言っていない」とし、「最後は元慰安婦の恨みを晴らすことができる状況にならなければならない」と主張した。
韓国のネットユーザーの間では慰安婦合意に反対する意見が根強く、国連事務総長時代に慰安婦合意を歓迎する立場を示した潘氏に対する視線は冷ややか。
この報道にも、ネットユーザーからは
「電話したから何?日本は相変わらずの態度を取っているのに」
「何も知らないのに合意を称賛したということ。だから『行動が軽率で大統領に向いていない』と言われるんだ」
「未来志向的?そんなごく当たり前のセリフは言っても言わなくても同じ」
「日本に免罪符を与えた親日行為を自慢するの?」
など、潘氏に対する批判的なコメントが多く寄せられた。
その他、
「一番気になるのは安倍首相の答えを教えて」
「安倍首相の答えは明らか。『不可逆的!』との単語をひたすら繰り返したのだろう」
とのコメントもみられた。
Record china
配信日時:2017年1月26日(翻訳・編集/堂本)
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