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”国際経済会議”で習近平が『トランプ氏を正面から罵倒する』壮絶な事態に。反米で主要国を纏める気な模様

   


1:ダース・シコリアン卿 ★@\(^o^)/:2017/01/18(水) 20:34:40.08 ID:CAP_USER.net

世界の政財界トップが集まる世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)が17日、スイス東部ダボスで開幕し、初参加した中国の習近平国家主席が基調講演を行った。習氏は「貿易戦争の結果は共倒れだ」と述べて欧米の保護主義的な傾向を批判した上で、中国自身の経済政策についても「人民元の切り下げによって貿易の競争力を強める意図はなく、通貨戦争を引き起こすことはない」と強調した。

「米国第一」を掲げ、中国の通貨政策や製造業によって自国の雇用が打撃を受けていると主張するトランプ次期米大統領を強く意識した内容だ。

習氏は、難民問題や国際金融危機など世界は不確実性の高まりに直面しているとした上で「世界の問題を経済のグローバル化のせいにするのは事実に合わず、問題解決のためにならない」と反グローバリズムの動きを牽制(けんせい)。そのメリットを各国のさまざまな階層の人々が享受できるようにすべきだと訴えた。

また「中国の発展は人民が血と汗を流して成し遂げた」とも強調し、中国などの発展途上国がグローバル化によって不当な利益を得ているとするトランプ氏の主張に反論した。

会議は20日までに約400のセッションが行われる。中国は例年以上の大規模な代表団を派遣しており、習氏の基調講演だけでなく、自国の立場を広める場として会議を利用する狙いとみられる。

■習氏、反トランプで欧州取り込み

トランプ次期米政権の発足を20日に控え、中国の習近平国家主席は世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)の舞台を、対米牽制(けんせい)のチャンスととらえた。17日の基調講演で、保護主義の台頭などグローバル化からの逸脱に反対する一方で、中国経済の存在感を訴えた習氏。「トランプ次期米政権と一線を画す欧州勢などとの関係を深める戦術」(関係筋)に出る狙いだったようだ。

習氏の会議出席は今回が初めて。欧州政財界に影響力が強いとされるダボス会議を重視する姿勢をみせた。基調講演では対中批判を強めるトランプ次期大統領を念頭に、「反保護主義の旗幟(きし)を鮮明にする。貿易戦争の結果は双方ともに敗北しかない。通貨安競争はしない」と反論した。

英国の欧州連合(EU)離脱決定で各国が揺れる中、トランプ次期政権を“悪者”に仕立てることで、「中国は欧州勢などと共通の“敵”を作ることができる」(関係筋)との読みがある。

一方で、中国経済は成長鈍化の厳しい局面にある。

習氏は、20日に発表される2016年の中国の国内総生産(GDP)成長率について、「6・7%増になったようだ。今後5年で8兆ドル(約900兆円)の商品輸入を予測している」と述べた。6・7%は1990年以来、26年ぶりの低い成長率。「その数字も大半は公共投資や減税の効果。民間活力や外資の取り込みは急速に衰えている」(エコノミスト)のが実態だ。

貿易は2016年に輸出入総額が6・8%減と2年連続マイナス。習氏はダボス会議を経済低迷を打開する契機として位置づけたようだ。

 ■講演のポイント

 一、経済のグローバル化は世界経済の成長に強力な力を提供した

 一、貿易の保護主義に反対する

 一、(規制や制裁の強化など)貿易戦争を続ければ共倒れになる

 一、アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)と東アジア地域包括的経済連携(RCEP)を推進する

 一、過剰生産能力の解消を進める

 一、中国の2016年の国内総生産(GDP)成長率は6・7%になる

ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20170118/frn1701181700009-n1.htm

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