”担当者の怠慢”で『韓国全土が文字通り地雷原に変貌する』悲劇が発生。誰からも忘れさられ惨事を頻発
韓国で地雷の爆発事故が相次ぎ、その危険性が改めてクローズアップされている。昨年、工事現場でダンプトラックが対戦車地雷を踏んで大破、運転手が死亡した事故に関しては、現場で地雷が多数見つかっていたにもかかわらず、軍の地雷処理が不十分なうえ、工事を中止していなかったことがこのほど判明し、大問題となっている。都市部から踏み出せば「忘れられた地雷原」が散在、国民の怒りは当局のずさんさに向けられている。
・対戦車地雷
韓国YTNテレビによると、ダンプトラックが対戦車地雷を踏む事件が起こったのは昨年11月30日。韓国北東部の江原道鉄原郡の工事現場で、土砂を運んでいたダンプトラックが地中に埋まっていた対戦車地雷を踏んで爆発。前タイヤと車体前部の運転席部分が吹き飛び、運転していた40歳の男性が死亡した。当初は不幸な事故とみられていたが、その後の調査で関係者の現場管理のずさんさが明らかになった。
YTNやJTBCテレビによると、この爆発の前日にも工事現場で地雷が発見されていたが、十分な調査をおこなわず、工事を続行していたというのだ。
事件後、YTNでは「韓国地雷研究所の助けを借りて一帯を再調査」した。その結果、わずか2時間で「ピザの大きさ」(YTN)の対戦車地雷2発と対人地雷2発を見つけたとしている。現地調査した同研究所の所長は「地雷探知機が50センチ(地雷に)近づいただけでも大きな探知音が鳴った。これを見逃すことなどありえない」と指摘し、事故前に地雷を多数みつけていたにもかかわらず工事作業を強行した企業と、ずさんな地雷探知作業を行った軍を批判している。ただ、こうした地雷による不幸な事故は、韓国では珍しいことではない。
・誘爆の嵐
その恐ろしい事故は2015年3月23日に起こった。聯合ニュース(電子版)によるとこの日、北朝鮮との国境にある京畿道坡州市の軍事境界線で山火事が発生し、炎は南側の非武装地帯(DMZ)に燃え広がった。この火事で、非武装地帯のあちこちに埋設された地雷が次々と爆発したのだ。火災の高熱で地雷がドカンと爆発すると、その爆風が炎を広範囲にまき散らし、飛び火した場所でドカン、ドカンと誘爆を続けた。地元住民の話では、火災の初日だけで100発以上の地雷が誘爆したという。
山火事の場合、消防団がホースをつないで山に分け入り消火するなどの方法をとるのが一般的だが、韓国では消防団員が地雷を踏む危険性があるため、地上からの消火活動は不可能だ。このため、米軍の中古の大型ヘリコプターを改造して「消防ヘリ」とし、上空からの水や消化剤の散布で対応する。しかし機数が不足していることから文字通り焼け石に水で、山が一通り“焼き畑”になるまで火は消えない。聯合ニュースはDMZでは1年に10回程度の火災が発生するが「明確な原因調査も難しい」としている。
(>>2以降に続く)
産経WEST 2017.1.16 19:10
http://www.sankei.com/west/news/170116/wst1701160059-n1.html
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