ブッダ「弟子よ、"実体"なるものは存在しない」弟子「・・・???」
1: それでも動く名無し 2023/01/09(月) 01:47:36.94 ID:t5kD3CVT0
弟子「一体どういうことでしょうか」
ブッダ「弟子よ、お前は"家"というものが存在すると考えているか」
弟子「師匠、私は"家"が存在すると考えておりますし、その中で暮らしております」
ブッダ「では弟子よ、私が指を指す方を見なさい。そこには何が見える」
弟子「何の変哲もないただの木の家でしょう」
ブッダ「弟子よ、お前はこれを"家"と呼ぶのだな」
弟子「それ以外になんと呼べばよろしいでしょうか、師匠」
2: それでも動く名無し 2023/01/09(月) 01:47:58.01 ID:t5kD3CVT0
ブッダ「ではこの家から床を取り除くことにする。弟子よ、これは"家"と呼べるだろうか」
弟子「言えます、師匠」
ブッダ「ではこの家からさらに屋根を取り除くことにする。弟子よ、これは"家"と呼べるだろうか」
弟子「不十分ではありますが家と呼ぶことも可能でしょう」
ブッダ「ではこの家からさらに壁を取り除くことにする。弟子よ、これは"家"と呼べるだろうか」
弟子「師匠、これはもはや家とは呼べません」
3: それでも動く名無し 2023/01/09(月) 01:48:25.08 ID:t5kD3CVT0
ブッダ「お前は今まで"家"であると述べてきたものを"家"でないと言った。弟子よ、お前にとっての"家"は壁であったのか」
弟子「師匠、それは違います。壁がなくとも柱と屋根があればそれは家と呼べるでしょう」
ブッダ「では一体"家"なるものはどの時点で"家"となり、どの時点で"家"でなくなるのか」
弟子「師匠、それは我々の暮らしに安息を与えるものにできる時点でしょう」
5: それでも動く名無し 2023/01/09(月) 01:49:06.13 ID:9PYlZmQM0
偉そうなこと言ってるのに負けててくさ
7: それでも動く名無し 2023/01/09(月) 01:49:43.21 ID:RaX82+ahd
弟子の方が頭良さそう