「昔はね、クルマにブレーキペダルがあったんだってさ」 「なにそれ。信じられない…!」
運転席からクラッチペダルが消えそうになって久しいが、今度はブレーキペダルすらもなくなる日も近い。そう、ワンペダル時代を予感させるに十分な仕上がりだったのである。
「e-Pedal」は、アクセルを戻すと、一般的なブレーキングと同等の減速Gを発生する。
回生ブレーキの抵抗に加え、場面によっては機械的なブレーキも作動するのだ。
最大0.2Gだというから、視界の前方に赤信号を確認したその時、そっとブレーキペダルに足を乗せるような制動感が得られる。
一般的なガソリンエンジンが発するエンジンブレーキのDレンジではそのレベルの減速Gは得られない。わざわざギアダウンさせなければ0.2Gには達しないはずだ。
EVモデルでも回生ブレーキによる減速フィールはそこまでには達しない。0.2Gを得るにはブレーキペダルに足を添える必要がある。
予備知識を授かることなく運転を始めたら、思いのほか強い減速感にハッとするかもしれない。慌ててアクセルペダルを踏み直す必要もあるかもしれない。それほど明確な減速Gなのである。
そう、それをもってワンペダルドライビングである。いちいちブレーキペダルに足を乗せ替えずに、アクセルペダルの操作だけで加速も減速も思い通りなのである。
<中略>
数年後、今の若い世代が自動車免許を取得する頃にはこんな会話が交わされているかもしれない。
「昔はね、クルマにブレーキペダルがあったんだってさ」
「なにそれ。信じられない…!」
クラッチの次はブレーキペダルが消える? ドライビングに革命 運転はアクセルペダル1枚で十分!?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180316-00000500-fsi-bus_all
「なにそれ。信じられない…!」
こっちだろ
人間が操作して動かすというのが信じられない