慰安婦像のゴミ山問題が『韓国を更なる窮地に追い詰める』自爆的攻略を発揮。言い訳を自分で潰している模様
2017年3月6日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の全国各地で慰安婦を象徴する少女像の安全管理問題が論争の的になっている中、江原道原州市に続き忠清北道堤川市にある少女像も公共造形物に登録されたことが分かった。周辺にごみの入った袋が積まれるなどの事件が相次ぎ、毀損の危機にまで追い込まれている少女像を安全に守ろうとの目的だ。
堤川市は6日、「共有財産審議会を最近開き、市内に設置された少女像を公共造形物に登録した」と明らかにした。同市関係者は「少女像を安全に効率的に管理したいという建立推進委員会の要求を受け入れた」と説明し、「15年末の日韓慰安婦合意をめぐり日本の少女像撤去、移転要求が相次ぐ中、少女像が公共造形物に登録されたことは非常に意味深いこと」と強調した。同関係者は「少女像の建立趣旨と歴史的意味がしっかりと保存されるよう管理に万全を期す」と述べた。
昨年設置された堤川市の少女像は縦2メートル、横3メートル、高さ1.5メートルの大きさで、市民3237人からの募金で作られた。公共造形物に登録されたことにより、所有権の移転を受けた堤川市が少女像を体系的かつ安全に管理する道が開けた。昨年12月に制定された堤川市の公共造形物建立および管理などに関する条例は、公共造形物および周辺環境を清潔に保ち、毀損された場合には必要な措置を取るよう定めている。また、定期的に状態を点検するなど、体系的に管理するようにした。堤川市は少女像周辺に照明や防犯カメラを設置する案を検討することを決めた。
現在、韓国の全国各地にある少女像の中で、公共造形物として登録、管理されているケースは原州市のみ。ソウルの日本大使館前の少女像と、昨年2度の毀損事件が起きた済州市の少女像も公共造形物への登録が推進されている。
日本が強く反発している釜山の日本総領事館前の少女像も公共造形物への登録が推進されていたが、現在は別の条例を制定し保護する方向に進んでいる。
昨年末に設置された釜山の日本総領事館前の少女像は、周辺に撤去を求めるビラが貼られ、ごみの入った袋が積まれるなどの行為に悩まされている。4日夜には何者かが少女像に自転車をくくりつけて立ち去る事件まで発生した。警察や管轄区庁は中立と公平性を理由にこのような状況を放置しており、少女像を建立した市民団体と撤去を求める市民らの対立は今も続いている。
この報道に、韓国のネットユーザーからは
「少女像は歴史を記録する造形物。当然、国が管理するべきだが、朴槿恵政府は…」
「国が解決すべき問題なのに、少数の国民が苦労して守り抜くなんてあり得ない」
「釜山市も続いてほしい」
「釜山はなぜ日本の顔色ばかり伺う?」
「釜山はまだ日本の植民地なの?」
「少女像を傷つけようとする人の気が知れない。本当に韓国人なの?」
など、韓国政府や釜山市の対応、少女像の撤去を要求する人への批判の声が多く寄せられた。
その他
「独島(竹島の韓国名)にも設置するべき」
「日本が謝罪するまで少女像を作り続けよう」
「日本総領事館前の少女像は撤去し、釜山市内の公園に移した方がいい」
「毀損のおそれがあるということは、少女像がそれだけ市民に歓迎されていないということ」などの声もみられた。
(翻訳・編集/堂本)
http://news.goo.ne.jp/article/recordchina/world/recordchina-RC_171400.html