韓国に訪れた中国人が『朝鮮半島を廃棄物処理場として扱う』凄まじい展開に。度重なる犯罪に韓国側がブチ切れ
2017年1月19日、韓国・朝鮮日報によると、韓国を訪れる中国人観光客に対して、韓国人から「新たな不満」が噴出しているようだ。
韓国人の不満の原因はショッピングの後、「蛇の脱皮」のように古いものを捨てていく行為。ソウル市内の某ホテルでは、中国人客が部屋に残していった大量の“ごみ”の処分に四苦八苦していた。中には、古くなった中国ブランドの洋服や靴をいっぱいに詰め込んだスーツケースをそのまま残していく客も。ホテルスタッフがチェックアウトした客に連絡すると、「とりあえず預かってほしい」と言うが、実際に取りに来ることはほとんどないそうだ。
記事によると、これは中国人観光客がよく利用する明洞一帯のホテルに共通する悩みになっている。大型のスーツケースは再利用が難しく、廃品処理業者も受け取りたがらない。小さいものはホテルが分解して廃棄する。一部のホテルでは客から料金を受け取って処分しているが、こっそり置いていく客が多いという。
ホテルだけでなく、駅や街中に不法投棄していくケースも少なくない。これらは現地警察によって遺失物として処理され、最長で9カ月間保管される。警察署の関係者は、「棚はほとんどスーツケースに占められている。夏に保管した荷物は異臭がすることもあり、屋外に置かなくてはならないこともある。持ち主を探すために開けるが、中身はほとんど着古した衣服や使い終わった化粧品」と話す。韓国では不法投棄は10万ウォン(約9800円)の罰金が科されるが、中国に帰国してしまっては徴収するのは難しい。
ある民宿のオーナーは、「お金を落としてくれるのはもちろんうれしいが、韓国はごみ捨て場じゃない。そこら中に捨てられてはどうしようもない」と語っているという。
日本や韓国のホテルは中国とは異なり、チェックアウトする際に部屋を確認することはないが、備品の持ち去りや、逆にこうした荷物の置き去りが続けば、チェック体制を見直さざるを得なくなるかもしれない。
Record china
配信日時:2017年1月20日(翻訳・編集/北田)
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